スチームファーストは、スチームクリーナーの中でも大型のキャニスタータイプに属すため、値段も4万円程度とかなりお高めとなっています。
そのため、なるべく色々なところで活用したいところですが、どうやら年に1回の大掃除でしか使わないという勿体無いケースも多いそうです。
確かに、スチームファーストの出す蒸気は100度とかなりの高温を誇る関係上、使いどころとしては普段の掃除ではあまり手を出せない、お風呂場のカビや台所の油跳ねといった頑固な汚れがよく挙げられますからね。しかし、スチームファーストには他にも色々な用途があり、意外なことに服にも使えるそうです。
具体的には、約100度もの蒸気には汚れを浮かせるだけでなく菌を分解する効果も期待できるため、服に一通りスチームファーストで蒸気を噴射するだけで汗やタバコの嫌な臭いが綺麗に消えるのだとか。もちろん、高温の蒸気なら噴射と同時に大半が気化するため、蒸気中の水分のせいで服が濡れる心配もありません。
そのため、素材の関係から家で洗濯できない服でも、スチームファーストを使えばクリーニングに出す頻度を少なくできるとのことでした。スチームファーストは掃除道具というイメージだったので、こうした用途があるとは意外でした。
スチームファーストを取扱説明書に従って使ったにもかかわらず、汚れがあまり落ちなかった。
そういった声は、口コミやレビューで一定数見られます。
やはり、スチームクリーナーの中でもトップクラスの人気を誇るスチームファーストと言っても、宣伝通りにはいかないということでしょうか?
しかし、詳しく調べてみると、そうした失敗例の大半は使用者側に原因があると分かりました。具体的には、スチームファーストに期待し過ぎてどんな汚れもスチームファーストだけで掃除しようとしてしまっているんですね。
とは言っても、スチームファーストは高い洗浄力で有名ですが、水から生成した蒸気しか出さない掃除用具に過ぎません。
つまり、元々は水な訳ですから、頑固な汚れが相手だと当然限界があるとうことです。そこで推奨されるのが、洗剤の併用みたいです。
なぜなら、洗剤は高い温度に晒されると洗浄力が上がる特性を持つところ、スチームファーストの約100度にも達する高温蒸気ならその特性を惜しみなく引き出してくれるからです。 そのため、頑固な汚れはスチームファーストだけで頑張るのではなく、予め洗剤を塗った上からスチームファーストで蒸気を噴射すべきとのことでした。