スチームクリーナーで浴室を掃除すると、掃除した部分が湿っぽくなるみたいです。具体的には、蒸気を吹き付けた部分に水滴が付いてしまうんですね。
そのため、スチームクリーナーを使っている間と使った後は、浴室のカビ汚れを再発させないためにも換気扇を回す等して換気を徹底する必要があるのだとか。
しかし、そうして掃除部分に水滴がつかないスチームクリーナーもあるそうです。それは、スチームファーストを始めとするボイラー式のスチームクリーナーです。
どうやら、ボイラー式のスチームクリーナーは機体内で水を沸騰させることで蒸気を生成するため、その蒸気の温度は約100度にも達するそうです。
つまり、噴射されると同時に大半が気化されるんですね。
そのため、高い洗浄力が見込める一方、蒸気を吹き付けた部分に水滴は残らずすぐサラサラになるとのことでした。
一方、熱したパネルに水を通して熱して蒸気を生成するパネル式だと、蒸気の温度は90度程度までしか上がらないため、換気扇等で換気をしておかないとすぐ水滴でビショビショになってしまうそうです。 そのため、スチームクリーナーを選ぶ際は値段やメーカーよりも先に、スチームファーストのようなボイラー式であることを確認すべきとのことでした。
スチームファーストの使いどころとしては、お風呂場や台所が公式みたいです。
具体的には、お風呂場のカビ汚れや、台所の油汚れですね。スチームファーストは約100度もの高温蒸気を出すため、カビ汚れは浮かせ、油汚れは溶かすことで格段に落としやすくしてくれるそうです。
しかし、スチームファーストの用途は非公式のものもいくつかあるみたいです。中でもネット上でよく紹介されているのが、エアコンへ掃除での使用。
エアコンは長い間使っていると、部品の至るところに埃やカビによる汚れがこびり付いてしまうところ、それらもスチームファーストの高温蒸気を噴射されると瞬く間に落ちるのだとか。
ただ、どうやらそうしてスチームファーストをエアコン掃除に使うと、寧ろ故障を招きかねないみたいです。
なぜなら、エアコンの部品は大半が熱に弱いプラスチック素材であるため、スチームファーストの約100度もの高温蒸気を当てられると変形したり破損したりする危険性が高いからです。
やはり、公式では紹介されていない用途というのは、紹介されない理由があるんですね。
そのため、ネット上でアップされているスチームファーストでのエアコン掃除方法でも、どこかに必ず試す時は自己責任でとの注意書きが付されているそうです。