床掃除と言えば、掃除機で表面上のゴミを吸い取るというのが一般的ですが、やはりそれだけでは不十分みたいです。
なぜなら、床の上には掃除機で吸い取れる埃だけではなく、裸足で踏んだ場合に付着する垢汚れや、台所等だと油汚れや水垢汚れも数多く存在するからです。
しかし、だからと言って床を拭き掃除するのは簡単ではありません。固く絞った雑巾で水拭き、後に乾拭きというプロセスを考えると、どれだけの時間と労力がかかるか分かりませんから。
それに、こびり付いた汚れを雑巾でゴシゴシと擦るとなると、今度はその摩擦により床素材が傷付いてしまう危険もあります。
そこで使えるのが、スチームファーストというスチームクリーナーです。
なぜなら、スチームファーストはスチームクリーナーの中でもキャニスタータイプという大型の部類に属し、掃除機と同じような形をしているからです。
つまり、床に這いつくばること無く、普通に掃除機をかけるような姿勢で蒸気をかけられるんですね。
加えて、スチームファーストは機体内で水を沸騰させることで蒸気を生成するため、その蒸気は約100度と数あるスチームクリーナーの中でもトップクラスの高温を誇り高い洗浄力も期待できます。
そのため、スチームファーストを使えば床は新品のようにピカピカになるそうです。
スチームファーストは噴射される蒸気が約100度と、数あるスチームクリーナーの中でもトップクラスの高温を誇るため、高い洗浄力を期待できるそうです。
しかし、その高い洗浄力で見逃されがちですが、実はスチームファーストには掃除以外の意外な用途もあるみたいです。
具体的には、ノミやダニ、シラミ等の害虫駆除ですね。
それらの害虫はカーペットに落ちていても、掃除機では繊維に絡み付いていて吸い取れず、そうかと言ってガムテープやコロコロでカーペットの隅から隅まで掃除するのも時間がかかるため、家庭では厄介視されていると聞きます。
しかし、ノミ等は熱に弱いという特性も持つため、スチームファーストの高温蒸気を噴射されたら一たまりも無いそうです。
だから、スチームファーストでカーペットに一通り蒸気を噴射するだけで、あっという間に害虫駆除ができてしまうんですね。
ちなみに、約100度の高温蒸気は噴射と同時にほぼ気化するため、スチームファーストをかけた後もカーペットが湿ってダメになる心配はありません。
スチームファーストの使いどころと言えば、台所の油汚れやお風呂場のカビ汚れがよく挙げられていたので、こうして害虫駆除にも使えるとは驚きでした。