スチームファーストの使いどころとしては、よくお風呂場が挙げられると思います。
お風呂は日々の入浴のせいでどうしても湿気が溜まりやすい関係でカビ掃除は頻繁に必要となるところ、毎回スポンジで擦っていたらその摩擦のせいで素材に細かい傷を付けかねませんから。
しかし、スチームクリーナーでも中にはカビ汚れを悪化させるものもあります。
詳しく言うと、パネル式と言って熱したパネルの上に水を通すことで蒸気を生成するタイプのスチームクリーナーだと、精々80~90度程度までしか蒸気の温度は上がらないため、洗浄力不足でカビを根まで除去できず、気化し切れなかった蒸気中の水分も相俟ってすぐカビがぶり返してしまうのだとか。
そこで、スチームファースト等のボイラー式のものが良いそうです。
なぜなら、ボイラー式なら水を沸騰させて蒸気を生成するため、蒸気の温度は約100度にも達し洗浄力は抜群だからです。
加えて、そこまで高温の蒸気なら噴射と同時に大半が気化するため、掃除した部分に水滴が残ることもありません。
また、スチームファーストはボイラー式スチームクリーナーの中でも45分というトップクラスの連続使用時間を誇るため、効率性の面でも優れているそうです。
そのため、お風呂掃除にも使いたいならスチームファーストが最適とのことでした。
鏡や窓をいくら掃除しても、白っぽい斑点状の汚れが落ちない。そうした悩みの声は、ネット上で多々見られます。そうした汚れは、水垢というそうです。
なんでも、単なる水なら簡単に落ちそうとも思えますが、水中に含まれているミネラルであるケイ素はガラスにも含まれていて双方が強く結合してしまうため、中々落ちないのだとか。
そうかと言って、スポンジで頑張ってゴシゴシしようものなら、その摩擦によって素材を傷付けかねません。
そこで、鏡や窓を傷付けず尚且つ簡単に掃除する方法を探したところ、スチームファーストというスチームクリーナーが有効と分かりました。
なぜなら、スチームファーストから噴射される蒸気は約100度と、たくさんあるスチームクリーナーの中でもトップクラスの高温を誇るからです。
つまり、高い洗浄力を持つため、頑固にこびり付いた水垢もスイスイと浮かせてくれるんですね。そのため、鏡や窓に一通り噴射した後は、軽く拭うだけでピカピカになるみたいです。
ただし、水垢も長期間放置しているとスチームファーストの蒸気でも落ちるまで時間がかかるため、そうした場合は熱によって威力が高まるという洗剤の特性を利用して予め洗剤を塗った上から蒸気を噴射すると良いそうです。