スチームクリーナーが役立つ場面としては、よく油汚れが挙げられると思います。
油汚れは時間が経てば経つ程どんどん頑固にこびり付いて、普通の洗剤で少し擦った程度ではまず落ちないそうですから。そこで、油を溶かす程の高温蒸気を発するスチームクリーナーの出番ということです。
ただ、そうした油汚れを落としたいだけなら、スチームファーストは向かないみたいです。
確かに、スチームファーストは数あるスチームクリーナーの中でも販売歴が長く、品質や安全性共に折り紙付きではあるのですが、油汚れのためだけとなると少々大き過ぎるとかで。
具体的には、スチームファーストはスチームクリーナーの中で最も大型のキャニスタータイプに属するため、水を入れていない状態でも5キロ近くと重く、普通の掃除機くらいのスペースをとってしまうんですね。
その代わり、1回水を満タンに入れれば45分連続して蒸気を出し続けられるという利点もありますが、油汚れを落とすのにそこまでの連続稼働時間は必要ありません。 そのため、油汚れのためだけにスチームクリーナーを活用したい場合は、スチームファースト等のキャニスタータイプではなく、それよりも小型のハンディタイプやモップタイプのものから選ぶべきとのことでした。
スチームクリーナーの中でも、特に有名なのがスチームファーストだと聞きます。
なんでも、日本で初めて販売されたスチームクリーナーが、このスチームファーストみたいです。となると、長い販売歴に裏打ちされた品質と安全性が期待できるということですね。
ただ、スチームファーストを検索してみると、普通の掃除機と同じような見た目かつ大きさでした。実際、スチームファーストを買うと、もう1台掃除機を買うレベルのスペースが必要になるそうです。そのため、大きさのことを考えスチームファーストではなく、他の小型のスチームクリーナーを選ぶ人も多いのだとか。
ただ、大きさのことだけを考えてスチームクリーナーを選ぶのは危険みたいです。
なぜなら、スチームクリーナーの大きさの原因の大半は、蒸気を作り出すための給水タンクの大きさにあるからです。
実際、小型のスチームクリーナーは、満タンに水を入れても10~15分程度しか連続して蒸気を出せないそうです。
一方、スチームファーストは大きい分、給水タンクの容量も大きいため、満タンにすると45分間も連続して蒸気を出せます。そのため、限られた狭い場所のみ掃除する場合以外は、スチームファースト等の大型のスチームクリーナーを選んだ方が効率的とのことでした。