スチームクリーナーMEMO5

スチームクリナーで家中をきれいに

スチームクリーナーを使えばフローリングがよみがえります

近年愛用している人が多いスチームクリーナーは、フローリングの掃除に使うことも可能です。

しかし利用方法を間違えてしまうとフローリングの傷みや、ワックスがはげて白くなるなどのトラブルに見舞われる可能性もあるので、注意点を守りながら上手に使う必要があります。

基本的にスチームクリーナーを使ってフローリングが傷んだりワックスがはげてしまうことはありません。

しかし1か所に長時間にわたってスチームを噴射し続けるなどの行為を行った場合には、その可能性が出てきます。

一般的に通常のスチームクリーナーは、手元のスイッチでスチームを噴射するか、床掃除を行う際には床に押し付けることでスチームを噴射するなどの方式がとられています。

そのため自分が操作する以外で長時間スチームが噴射されることはないでしょう。

例えばフローリングに目立つ汚れがあり、それを落とそうとして過剰なまでにスチームを当て続けてしまうと、汚れの周りのワックスがはげてしまう可能性があります。

数秒から数十秒程度の常識の範囲内でスチームをあてることには問題ありませんが、数分間にわたり1か所にスチームを当て続けることはやってはいけません。

もしも正しくスチームクリーナーを利用しているのに床が白くなるなどの現象が起こる場合には、家のワックス自体が傷んでいる可能性があるでしょう。

築年数が30年以上もたち、床が汚くなっているのできれいにしたいという場合には、使われているワックスは現在流通しているワックスに比べると粗悪なものであり、傷んでいる可能性が高いでしょう。

そのため通常のスチームクリーナーの利用だけで白くなってしまう可能性があります。

このような状況でフローリングの傷みが発生した場合には、ワックスの塗り替えを行う必要があります。

もしもスチームクリーナーを使ってフローリングの掃除をしたいけれども心配だという場合には、事前にフローリングのチェックをするとよいでしょう。

濡れタオルを皿にのせてレンジで3分間温めると、100度近い蒸しタオルができあがるので、これを床に置いてみましょう。

数分後に持ち上げてフローリング材に変化がなければ問題ありません。

スチームクリーナーを利用した網戸の掃除方法

せっかくきれいに窓を掃除したとしても、網戸が汚れていると、きれいにした窓までも汚く見えてしまいます。

外から家を見た際にも網戸が黒く汚れている家は不衛生な印象を与えてしまいます。

網戸の汚れは年に一回の大掃除の時に行うという家庭が多いかもしれませんが、スチームクリーナーを使うことによってこれまでよりも手間をかけることなくきれいにすることができるので、大掃除よりも頻繁に行い、きれいを維持するのもお薦めです。

網戸の掃除方法といえば雑巾での拭き取りが一般的でしょう。しかし通常の雑巾を使った掃除方法の場合には、網戸の穴に入り込んだ汚れを落とすことができません。

しかしスチームクリーナーを活用することにより、穴にはいりこんだ汚れを浮かして落とすことが可能です。

具体的なスチームクリーナーを使った網戸の掃除方法としては、最初に一般的な水拭き方法で大まかな汚れを落としていきましょう。

マイクロパッドを当ててスチームを噴射し、汚れを落とします。水滴などが残っている場合には乾いた雑巾を使って水分を拭き取りましょう。

網戸はそこまで耐熱温度が高いものではありません。

ステンレスやグラスファイバーなどを使っているものも見られますが、通常では熱に弱いポリエステルやポリプロピレンが使われていることがほとんどです。

スチームクリーナーは高温スチームを使うことになるので、溶けてしまうのではないかと心配する人もいるかもしれませんが、よほど長時間高温のスチームを1か所に噴射し続けない限り、網戸が溶けることはないでしょう。

蒸気がピンポイントで集中しないように、ノズルを動かしながら掃除を行いましょう。

ボイラー式の場合には噴射口から100度前後の高温スチームが発せられます。

温度が高いので除菌や防かび効果にも優れていますが、耐熱性があまり高くないものをお手入れする場合には注意が必要となります。

噴射口から15センチほど離せば温度が下がるので、距離を調節しながら上手に活用していきましょう。

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