スチームクリーナーとは高温の水蒸気を利用して汚れを落とすクリーナーであり、近年では掃除道具の一つとして非常に人気を上げています。
高温のスチームが汚れの隙間に入り込むので、頑固な汚れも浮かして落としやすくなります。浮いた汚れを雑巾などで拭き取る方法が一般的な使い方です。
一言でスチームクリーナーといっても様々な大きさやタイプがあり、選び方に迷ってしまう人も多いものです。
近年では床掃除をメインにつくられたモップ型が人気になっていますが、家中のあらゆる場所で活用したいのか、床掃除だけに特化したものが欲しいのか、キッチン周りに使いたいかなどによって、選ぶ機種のグレードやタイプの異なることでしょう。
価格も6000円台から4万円台と非常に幅が広いので、自分の使い方に合った機種を選ぶのが重要です。
スチームクリーナーを選ぶポイントとしてまず第一に、スチームコントロールが挙げられます。
手元でスチームの操作ができるタイプがおすすめで、特にキャニスタータイプの場合には手元となるホースの先で操作ができるかにより、使いやすさが格段に異なります。またレバーを引こうとしてもスチームが出なくなるロック機能が付いているものがお勧めです。
そしてハンディタイプを選ぶ場合には、本体の重さも重要になります。
ハンディタイプは一見コンパクトで軽そうにも見えますが、作業中には水を入れて使うため、2キロほどになることもあります。
重さについては店頭で実際に持って見ることをお勧めします。
近年では様々なアタッチメントが付いていることがほとんどですが、ノズルの先に小さいブラシをつけることにより、より汚れが落としやすくなります。
床ブラシや窓用ノズルなど、自分が使いたい場所にあうアタッチメントが付いているものを選ぶのも一つの選び方です。
このように様々な選び方がありますが、スチームクリーナーは高温の蒸気を利用するため、安全性についてはしっかり確認したいところです。
どのような使い方をしたいのかを踏まえて、それぞれのポイントを確認することで、自分にとって使いやすいスチームクリーナーを選ぶことができるでしょう。